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「一芯二葉」って、これなんですね。

本日、狭山茶の茶畑に行って来ました。「日本茶アンバサダー」の公認講座です。日本茶の良さを周囲に広めるアンバサダーの認定を頂きました。
同年代の複数の知人が、「お茶を飲む習慣がない。」「もちろん家に急須はない」と話しているのを耳にして、なんだかザワザワしていたんです。
日本の食文化になくてはならない「お茶を飲む」ことが、当たり前でなくなっていく。
例えば、家にいらしたお客様にちょっと上等の茶器でお茶を出すこと、例えば、仕事が一区切りついたところでお茶を淹れて気分転換すること、例えば、食後に家族でお菓子と一緒にお茶タイム…。

そんな日本的で温かい光景が、消滅してしまうのではないか、漠然とした危機感を感じています。

お茶の物知り博士的な「日本茶インストラクター」は荷が重いけど、「お茶好き」の証明みたいな日本茶アンバサダーは、ちょうどいい感じ。

てなわけで、先週座学で日本茶のあれこれを学び、昨日は茶畑で実習をしました。

小手指駅からバスに揺られて、茶畑に着きました。

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茶畑に入るのは初めてです。なんてきれいな風が吹いているのでしょう。一番茶摘採後だから、二番茶ですかね。先端の芯とその下の葉を2枚、指先で簡単に摘めます。へー。こんなに柔らかいんだ~。

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茶摘み(のまねごと)の後は、隣接する工場で製茶の工程を説明頂きました。片居木園の社長さんは眼光鋭い寡黙な男前。お茶への熱い思いを、語って下さいました。

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そして、男前が丹精込めて作ったお茶を、品種や等級を隠して、みんなで大試飲大会。一度にいろんなお茶を、味見する機会は滅多にないので、好みのお茶を探すのは楽しいものです。実はぜーんぶ美味しかったんですけどね。

10人のメンバーはさすがにお茶好き。プロもいたから、盛り上がる盛り上がる。あっという間に時間が過ぎました。

日本茶アンバサダー協会代表の満木さん、所沢市の片居木園さん、所沢商工会議所のみなさん、得がたい体験をさせて頂きました。ありがとうございました!

※追記
7/2の記事で、今日摘んだ茶葉を使ったレシピを掲載しました!




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