突然ですが、畑仕事をお手伝いするときの「装備」をご紹介します。
自分の覚えなのですが。


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まず麦わら帽子。こういうのが一番畑仕事に向いている。通販でもお安く買えます。

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長靴。畑には蛇やブヨがいるかもしれない。これは「日本野鳥の会」のもの。「フェスで履いている人をよく見る」と娘。

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水に濡らして首に巻く熱中症対策グッズ。ドラッグストアで購入。
あと100均で買った作業用軍手、PLAZAの腕カバー。

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あまり使わなかったけど、虫除けスプレー、日焼けクリーム、汗拭きシートなども念のため。

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農作業の邪魔にならないよう、小さいリュックかポシェットに水等最低限のモノを入れる。

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暑い日でも長袖長ズボンでね。

じゃーん!
ここは静岡市奥長島(足久保)のだんだん茶畑です。


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この景観を守るために活動されている勝山さんとご縁があり、千葉県から静岡まで草取りのお手伝いに行ってきました。
物見遊山ではなく、しっかり戦力になりたくて、上記の通り、「畑着」を揃えて、朝5時起きで東京駅から新幹線に乗り、静岡駅からはバスで1時間近くかけて 茶畑のふもとに到着。

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古民家「山茶(さざん)」に休憩させて頂きました。
太い梁を生かした吹き抜けの天井。クーラーがなくても、家の中はひんやりしていて、子供の頃の思い出が蘇ったようでした。ここですっかりくつろいでしまい、畑に出るのが大幅に遅れてしまいました。



除草剤をつかわないので、毎日が「草との闘い」だそうです。
私は結局草取りボランティアには程遠く、「農業体験」レベルでした。
それでも澄んだ空気の中、鳥の鳴き声を聴きながら、無心に作業をする時間は、貴重でした。リフレッシュになりました。そして、この風景を守らないといけないなあと強く思いました。

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でも。
私のような農業の素人が、自己満足を求めて「茶畑行きたーい」と言ってもほとんど助けにならないばかりか、送り迎えや、案内、安全確保などで、勝山さんの貴重な時間を浪費させてしまったのは事実です。勝山さんは奥長島のこの貴重な景観を守り、恵まれた環境と地質が生み出す高品質のお茶を次代に残そうとしておられます。茶畑だけに限らず、農業全体後継者不足の問題があり、耕作放棄地が年々増加していると聞きます。
そのような事実を知るためにも、勝山さんは「畑に来て欲しい」とおっしゃって下さいます。
次回は、もっと余裕のある日程で、しっかりと作業をしたいと思います。
なお、
静岡県の「棚田 里地くらぶ」等、全国に保全活動や農業体験を企画している団体があるようです。
この夏休み、どこかの畑で汗を流してみるのもいいかもしれませんね。