猛暑はイヤだけど、梅干しには強い日差しは好都合。
今年も梅仕事のクライマックス。
先月塩漬けをして、半分はシソを加えて赤梅にし、残りはそのまま白梅に。
ざるに並べて陽の当たる方向に向けたり、マンションの上の階の人がお布団をパンパンしないか見張ったり、気の抜けない3日間です。にわか雨も心配だし、ムッシュと交替で梅のケアをします。
シソの葉はしっかりとカピカピになるまで干して、「ゆかり」のふりかけを作ります。
これじゃあ、まだ干したらない。
2日ほどで自家製紅しょうがが出来る。
炊きたてのご飯に乗せて食べると、最高です。
結婚した翌年から、梅干しを漬けている。
「お若いのに梅干しを作るの?偉いわー」と八百屋の奥さんから褒められたのは、30年以上前。小学生の娘の夏休みの自由研究にゆかりを作ったこともあったなあ。五十肩で腕が上がらず、梅を並べるのも辛い時もあったっけ。
そして今年は娘も嫁いだから、去年より少し量を減らしてます。
なんて書くと、「一人娘さんがお嫁に行ってお寂しいでしょ」とか言われそうだけど。
案外親ってサバサバしてるものですよ。
それに、
「紅しょうがのおむすび、食べに来る?」と言えば、あいつはすぐにやって来るでしょう。