我が家では定番の茶粥だけど、今日は茶葉がスペシャルなのです。
先日、ひょんな繋がりで知り合いになれた、静岡市の奥長島で美しい段々茶畑を守っておられる勝山さんから、お茶やお味噌を譲って頂きました。
通常は秋摘みのそれも硬い葉っぱや茎を使うほうじ茶なのに、勝山さんところのは一番茶を焙じています。どっしりと力強い風味。茶粥に使ってみると、冷めてもお茶の風味が楽しめる絶品のおかゆさんになりました。
※勝山さんのだんだん茶畑です。
日本茶アンバサダー協会の満木代表撮影。勝山さんとの茶縁を繋いで下さいました。
この美しい風景を残すために勝山さんは奮闘されています。
だんだん茶畑のお茶は格別でした。無農薬だから、茶殻も頂けます。
ゴマ油で炒め煮にしてみた。
ついでに。
おむすびの具にもなります。玄米ご飯との相性も抜群で、食べるとちょっとびっくりしますよ。
そしておかずは、勝山さんお手製のお味噌と冷蔵庫にあった舞茸となす。
調味料要らずの味噌炒めです。
うちは、大きめのタッパーにお味噌を数種類同居させてます。今回八丁味噌と西京味噌と一緒になっちゃったけど、勝山さんの「手前味噌」(←本来の意味)は右側ね。もったいなくて、合わせ味噌に出来ないです。
お茶も味噌も、日本人として大切にしたい食材、いえ、「文化」だと思います。
残念ながら、最近は私の周りでも急須でお茶を飲む習慣が失われつつあります。確かにペットボトルはお手軽ですものね。そして、お茶の産地では耕作放棄地が増えていると聞きます。
「お茶でもご一緒に」。この美しい日本の文化を残していきたいなぁと近頃強く思います。
ネッツトヨタさん、偉い!